最近、お子さんがスマホやタブレットを長時間使っていて「目が悪くならないかな」「夜遅くまで見ていて大丈夫?」と心配になること、ありませんか?
そんなパパママの声に応えるかたちで、Appleは2025年秋のアップデートで「iOS 26」「iPadOS 26」に新しい“子どもの見守り機能”をたくさん追加することを発表しました。
たとえば、
- 年齢に合わせたアプリやサイトの表示の制限
- 親の許可がないとできない設定や操作
- 危ない画像や知らない人とのやりとりを防ぐしくみ
など、子どもをスマホのトラブルから守ってくれる安心の機能が強化されます。
この記事では、iPhoneやiPadの新しい見守り機能について、わかりやすく、やさしくまとめています。
「どうやって使うの?」「どんなことができるの?」と気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
子どもの年齢に合わせて“自動で安全な設定”に
iOS 26とiPadOS 26では、子どものApple IDを使ってiPhoneやiPadを設定すると、自動的に年齢に合わせた制限がオンになるようになりました。
たとえば13歳未満の子どもなら、「知らない人との連絡」や「年齢に合わないアプリ・サイトの表示」が最初からブロックされる仕組みです。
これまでは親が手動で制限をかける必要がありましたが、最初から安心な状態になっているので、設定のし忘れや抜け漏れも防げます。
親の許可がないとできないことが増える
新しく導入された「PermissionKit(パーミッションキット)」により、子どもが
- 新しい電話番号に連絡を取る
- 新しいアプリをインストールするといった操作をする際に、親の許可が必要になります。
子どもが「これ使いたい」「この人とやり取りしたい」と思ったときは、iPhone上で「許可をリクエスト」できるので、親はその通知を見て承認・却下を選べます。
まるで“親の目の届く範囲”がスマホの中まで広がったような仕組みです。
危ない画像やメッセージを自動でブロック
もしも子どもが、不適切な画像(たとえば裸の写真など)を見たり送ったりしようとした場合、
自動的にその画像がぼかされ、「この内容は危険かもしれません」と警告される機能も進化しました。
iMessage(メッセージ)やFaceTimeだけでなく、写真アプリや共有機能でも同じように働くため、
「気づかないうちにトラブルに巻き込まれる」リスクが大きく減ります。
子どもの広告表示も年齢に合わせて制御
iOS 26では、広告の表示にも年齢制限が導入されました。
- 13歳未満のアカウントには広告が一切表示されない
- 13歳以上でも、興味・行動に合わせた“ターゲティング広告”は制限され、一般的な広告だけが表示されます。
これにより、「子どもの興味をあおるような広告」や「年齢不相応な内容」の露出がぐっと少なくなります。
アプリ開発者にも年齢確認のルールが適用されるようになるため、より安心して使える環境が整ってきています。
どのデバイスで使えるの?対応機種一覧
今回の新しい見守り機能が使えるOSは以下のとおり:
iOS 26・iPadOS 26 対応機種まとめ表
種別 | 対応モデル(最低世代/モデル) |
---|---|
iPhone | iPhone 16シリーズ(16, 16 Plus, 16 Pro, 16 Pro Max, 16e) |
iPhone 15シリーズ(15, 15 Plus, 15 Pro, 15 Pro Max) | |
iPhone 14シリーズ(14, 14 Plus, 14 Pro, 14 Pro Max) | |
iPhone 13シリーズ(13, 13 mini, 13 Pro, 13 Pro Max) | |
iPhone 12シリーズ(12, 12 mini, 12 Pro, 12 Pro Max) | |
iPhone 11シリーズ(11, 11 Pro, 11 Pro Max) | |
iPhone SE(第2世代・第3世代) | |
iPad Pro | iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降) |
iPad Pro 11インチ(第1世代以降) | |
iPad Air | iPad Air(第3世代以降) |
iPad | iPad(第8世代以降) |
iPad mini | iPad mini(第5世代以降) |
自分のデバイスが該当するかは、「設定」→「一般」→「情報」→「モデル名」で確認できます。
新OSは2025年秋に、無料アップデートとして順次提供される予定です。
【まとめ】これから親が知っておきたいこと
Appleの新しい見守り機能は、子どもが安心してスマホやタブレットを使えるように設計された強力なサポートツールです。
これからiOS 26・iPadOS 26が配信されたら、まずは以下を確認しておきましょう:
- 家族でファミリー共有を設定しているか?
- 子どものアカウントが「13歳未満」として登録されているか?
- スクリーンタイムやコンテンツとプライバシーの制限はオンになっているか?
子どもの成長とともに、スマホの使い方も少しずつ変わっていきます。
Appleの新しい見守り機能を上手に活用しながら、家族でルールを決めていくことが、これからの時代の安心につながります。

色々と細かく設定出来るスクリーンタイムだけど、年齢テンプレートが追加されたら気軽に設定しやすくなるね!