Macを買って開封したら、すぐに使えるのがMacの良いところ。
すぐに使いたいところですが、もし仕事でMacを使うなら設定関係も仕事用に設定をしておいたほうが安心です。
Macを買ったら最初にやっておくセキュリティ設定 その1に続き、その2をお送り致します。まだ設定していない項目があれば、ぜひ見直してみてください!
自動アップデートの設定は全てオンに
基本の基本ですが、Appleからセキュリティアップデートが配信されたらすぐに更新するようにしましょう。Macにはセキュリティソフトを入れる必要がありませんが、前提条件としてAppleから配信されるアップデートをすぐに常に最新にしておくことです。
設定確認方法
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選択します。
- 「一般」を開きます。
- 「ソフトウェアアップデート」を開きます。
- まずは「アップデートを確認」から最新版になっているか確認しましょう!
- 「自動アップデート」横のiマークをクリックします。
- 自動で実行の各項目を全てONにします。
これでAppleから配信されて準備が出来ると通知センターにアップデートを今すぐするか今夜にスケジュールするか通知されます。
この通知が来たら、遅くとも今夜アップデートするようにスケジュールを設定しておきましょう。
夜間にスケジュールすると午前2:00〜5:00頃にアップデートされますが、MacbookAirだと蓋を閉じるとアップデートされないので、電源ケーブルをつなげた状態でWiFiを接続い、蓋を閉じずにそのままにしておくか、再起動させて即アップデートする事をおすすめ!
ファイアウォール設定をオンにする
ファイアウォール機能とは、外部からの不正アクセスをブロックする事が出来ます。意図したアプリからは通信する事が出来るように設定も出来ます。
この設定をする事でネットワーク経由での侵入リスクを減らす事が出来ます。外からの通信はファイアウォールで規制できますが、Macから外へ通信する際の規制ではありませんので理解をしておいてもらえればと思います。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選択します。
- 「ネットワーク」を開きます。
- 「ファイアウォール」を開いてONにします。
- 「オプション」メニューから個別アプリの許可設定を行う事も出来ます。ここではそのままにして、
- 外部からの接続をすべてブロックはオフ
- 全てブロックにしてしまうと通常アプリに影響が出るのでオフにします。
- 内蔵ソフトウェアが外部からの接続を受け入れるのを自動的に許可→ON
- 標準アプリなどの通信を許可するかどうかなので、便利さを優先させるために許可にします。
- ダウンロードされた署名付きソフトウェアが外部からの接続を受け入れるのを自動的に許可→ON
- OFFにするとインストールしたアプリが通信してもよいか許可するか確認されるようになりますが、通常使用する際に面倒なのでONにします。
- ステルスモードを有効にする→ON
- ONPingなどで自分のMacが反応しないようになります。必要なさそうであればONにしておきます。
- 外部からの接続をすべてブロックはオフ
コンピューター名は個人が特定出来ないものへ変更
Macをそのまま使用していると、AirDropを行う際にコンピューター名が「AppleAccountの名前」のMacbookAirと表示されます。
個人名が表示されるのは、プライバシーの面で支障が出ることもあるので、変更しましょう。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選択します。
- 「一般」を開きます。
- 1つ目 デバイス名を変更します。
- 「情報」を開くとコンピュータ名にある名称部分を直接編集出来ます。
- 2つ目 ホスト名を変更します。
- 「共有」を開きます。
- 一番下にある「ローカルホスト名」「編集」を開きます。
- 「ローカルホスト名」を変更してOKを押します。
ロック中にメッセージを表示
もしもMacをどこかに忘れてしまった場合。親切な人があなたのMacを見つけてくれるかもしれません。
その際、Macの持ち主を確認する為の情報をロック画面に表示されるようにしておくと、もしもの時に役に立つ場合があります。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選択します。
- 「ロック画面」を開きます。
- 「ロック中にメッセージを表示」をONにして「設定」を開きます。
- 表示させたい内容を入力します(例:このMacの所有者は◯◯です。もしこのMacを発見した場合は〇〇まで連絡をお願い致します。お礼致します。)
ロック画面の時間設定・スクリーンセーバーの開始後パスワードを要求
会社やカフェでMacbookAirを使っている時、席を外す際には蓋を閉じていますか?すぐ戻るからと思いそのまま席を離れてしまうと、アプリは閉じていても通知が表示されたり、盗み見されるリスクが発生します。
デスクトップだと蓋を閉じるという行為も出来ないので、(Control+command+Q)を押して画面ロックをする必要があります。
何かの時にロック処理を忘れてしまうことがありますので、スクリーンセーバもしくはディスプレイをオフにする時間を設定しましょう。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選択します。
- 「ロック画面」を開きます。
- 「使用していない場合はスクリーンセーバを開始」→5分間
- 「使用していない場合はディスプレイをオフにする」→10分間
- 「スクリーンセーバの開始後またはディスプレイがオフになった後にパスワードを要求」→すぐに(FileVaultの設定をONにしておくと、この設定は「すぐに」でグレーアウトします)
スクリーンセーバの時間は、必要無ければディスプレイをオフにする設定を、5分間にしましょう。
まとめ:設定は一度やったら終わりではない
今回は最初にやっておくセキュリティその2ということで投稿いたしました。
新しいOSがリリースされる度に設定項目は見直す必要があります。
OSをバージョンアップした時にはセキュリティ関連の設定は確認するようにしていきましょう。

設定は初期設定時にやっただけで、設定画面を開くことが無かったよ

OSがアップデートされると新しいセキュリティ項目が増えることもあるので、アップデートするタイミングで見直すことをおすすめします。