【Windowsアップデート】富士通パソコン起動不可を修復してみた

富士通パソコンBIOS起動不可 AI・IT活用術

僕が使用していた富士通製デスクトップパソコンが起動しなくなりました。

富士通ロゴが出たまま先に進みません。

6月累積アップデートがあたった為にBIOSのセキュリティリスト更新が悪さをしているようです。

インターネットで色々出回っている情報をもとに、試してみて起動させる事に成功しましたので、流れを記事にしました。

もし書かれている内容を実行する方は自己責任でお願いします。

今回、僕が持っているのが富士通D586/Mのデスクトップです。違うモデルだと説明している配置などが変わってくる場合がありますので、お気をつけください。

マザーボードの型番を調べる

全てのコード類は外します。

まずケースを開けます。ドライブトレイを持ち上げると、バーコードシールとともにマザーボードの品番を確認することができます。

USBメモリブートソフトを作成する

Screenshot

まずは富士通サポートサイトにアクセスします。

右上にある「Search」から「BootStick」を検索します。

Screenshot

中央のタブから「Applications」を選択して「Tools and Utility」を開きます。

BootStick version 1.0.0の「Direct Download」を選択してダウンロードします。

USBメモリをPCに接続します。僕は16GBのものを利用しました。

ダウンロードしたらEXEファイルを実行します。

プルダウンから接続したUSBメモリを選択してBackupのチェックを外して「Format」を選択して実行します。

USBメモリの中に2つのファイルが出来上がりましたら完成です。

BIOSアップデーターを取得する

再び富士通サイトを開きます。

右上の「Search」から最初に調べたマザーボードの型番を入力します。

中央のタブから「BIOS」を選択して「BIOS Update-Admin Pack」タブを開きます。

開いた中からマザーボードの型番を探し、一番バージョンが新しいものを探します

右側の「Direct Download」を選択しダウンロードします。

この時に内容確認後のチェックマークがあるので、チェックをしないとダウンロード出来ません

ダウンロードしたフォルダの内のフォルダ・ファイルを全て先ほどのUSBメモリにコピーします。

マザーボードドキュメントを取得する

再び富士通サイトを開きます。

右上の「Search」からマザーボードの型番を入力します。

中央のタブから「Documents」を選択して「Documentation」を開き「Mainboards」を開きます。

マザーボードの型番を探して右側の「Direct Downloads」を選択しダウンロードします。僕の型番はD3423だったのでD342xを選びました。

ジャンパーピンを指す箇所を確認します

ダウンロードしたPDFを開きます

マザーボードのフロントパネルピンの場所を確認します。

フロントパネルコネクタを外し、ピンの切込みがあるところを確認します。

PDFのフロントパネル図面を確認し、向きがどちらになっているかを確認します。

コネクタからコードが接続されている側がPowerLED側になります。

PDFのフロントパネルにある「Recovery」と記載があるグレーアウトされた2つのピンを接続します。

ジャンパーピンを作成する

クリップを使ってフロントパネルの2つの穴に差し込みが出来るよう折り曲げてカスタマイズします。

「Recovery」を記載があるグレーアウトされた2つのピン穴に作成したクリップのジャンパーピンを差し込みます。

BIOS書き換え

先ほど作成したUSBメモリを起動しないPCに接続します。

PCに電源コードとモニターケーブルをモニターへ接続します。

電源を入れます

ビープ音が何度か鳴り、電源が入り直したりを繰り返します。

暫く待つと、モニターにコマンドプロンプト画面が表示されたらBIOSが書き換わっています。

電源を切ります。

USBを取り外し、キーボードを接続すると起動するはずです。

BIOS対処ソフトアップデート

富士通から対処プログラムが配布されていますので、今後のためにアップデートをします。

まずは富士通サポートサイトにアクセスします。

サポート情報を選択します。

お知らせから「Windows 10環境のデスクトップパソコン・PCワークステーションの一部でWindows Update後に起動できなくなる問題について」を開きます

「BIOSの適用について」から「対象機種のBIOSダウンロード」を開きます

対象機種を探しダウンロードします。

ダウンロードページを進んでいくと、インストール方法の記載がありますので、内容を確認し実行します。

まとめ:無事に起動

MicrosoftによるUpdateリスクを体感できました。まさアップデートしたらWindowsが起動できなくなるなんて思いもよりませんでした。

6月11日にアップデートが公開されて、6月13日に不具合発表が正式にありましたので、WindowsUpdateは慎重にしないといけませんね。

次からは1週間は空けてアップデートを適用するようにしようと思いました。

とりあえず、起動して良かった〜

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