iPad mini第7世代が発売されて1年が経過しました。
そうなると気になるのが──「じゃあ、第6世代はいま買ってもいいの?」というところ。
僕自身、長年iPad mini第5世代を使ってきました。
仕事でもプライベートでもずっと手放せなかった相棒です。
でも、アプリのもたつきや、iPadOS 26での新機能を試したくなったタイミングで、ついに買い替えを決意。
実際に使ってみた今、思うことはただひとつ。
「第6世代、まだまだ現役どころか“ちょうどいい”。」
今回は、そんな僕のリアルな使用感と買い替えの判断基準をまとめてみました。
僕の環境と使い方
まずは、僕がどんな環境でiPad miniを使っているのかを少し紹介します。
メイン機はMacBook Air。
iPad miniは、あくまで“外で使うサブ機”として活躍しています。
使っているのは仕事中がほとんどで、
- メモアプリで打ち合わせ内容を記録
- 過去の対応履歴を確認
- メールチェックや返信
- タスク・スケジュール管理
- PDFや資料の確認
といった感じで、完全にビジネスツールとしての活用がメイン。
Wi-Fi環境に縛られたくないので、僕はいつもセルラーモデルを使っています。
どこにいてもサッと開いて、仕事が進む──これがiPad miniの一番の魅力です。
買い替えを決めた理由
そんな中で、第5世代から第6世代へ買い替えた理由はいくつかあります。
まずは単純に、アプリの起動や動作にもたつきを感じ始めたこと。
メールやブラウザを開くたびに、ちょっとした“待ち”が積み重なってストレスでした。
次に、iPadOS 26で追加されたウインドウ表示機能をちゃんと使ってみたかった。
第5世代ではちょっと動作が重くて、せっかくの機能を活かしきれなかったんですよね。
そしてもうひとつ。
実は、妻の老眼が進んできて「iPad買おうかな・・・」と呟いていました。
だったら僕の第5世代を譲って、自分は新しいiPadminiに買い替えよう、と(笑)。
結果的に、家族にも喜ばれて、僕の背中を押してくれるいいきっかけになりました。
最後の決め手は、中古価格の手ごろさ。
セルラーモデルが、状態良くて5万円前後。
「この値段なら、買って試してみても損はないな」と思えた瞬間にポチりました。
iPad mini 第6世代に買い替えて良かったところ
買い替えてまず感じたのは、全体的な動作のキビキビ感です。
第5世代でも仕事は十分こなせていたんですが、アプリの起動や切り替えで「一瞬待たされるな…」という場面が増えてきていました。
第6世代ではそのストレスが一気に解消。アプリの立ち上がりも、ウインドウ切り替えもスムーズ。仕事中のテンポが途切れない感じが最高です。
それから、画面がひとまわり広く感じる。
数字で見れば大きな差じゃないのに、ベゼルが細くなっただけで視覚的にはかなりスッキリ。PDFや資料を確認する時も見やすくなりました。
スピーカーが両端になったのも大きな進化。
横置きで動画を流したときの“音の広がり”がぜんぜん違います。音が左右から包み込む感じで、YouTubeも映画も没入感アップ。
そして何よりうれしいのが、Apple Pencil 2が側面に吸着して充電できること。
第5世代では毎回ペンをLightningで挿すたびに「これはAppleらしくないな…」と思ってたので(笑)、マグネットでピタッとつくのは感動モノです。
出先でもペンの充電を気にしなくてよくなったのは本当に快適。
あと細かい話ですが、カメラの画質とオートフォーカス速度が上がったのもポイント高いです。資料を撮る時にピントがすぐ合うので、ちょっとしたスキャン用途にも使えるようになりました。
iPad mini 第6世代にして残念だったところ
もちろん、完璧ではありません。
まず気になったのが、ベゼルが細くなったせいで、どこを持っても画面に指がかかってしまうこと。
手の大きい僕にはちょっと持ちづらい。タッチ誤動作が起きることもあるので、もう少しフレームに余裕がほしかったところです。
それと、Touch IDがサイドボタンになったのは微妙。
横向きで使っていると、ボタン位置的に認識させにくいんですよね。
個人的にはホームボタン式の方が自然でした。
理想を言えば、Face IDかApple Watch連携でロック解除できるようになってほしいです。
さらに、ボリュームボタンの配置も違和感あり。
音量を変えようとしても、横向きに持つとどっちが上でどっちが下かわからなくなる(笑)。
今はコントロールセンターで調整するようにしています。こっちのほうが早い。
そして最後に、バッテリーの持ちは第5世代とほとんど変わらない印象です。
省電力化を期待していた分、ここはちょっと残念。でも使い方次第では十分1日は保つので、致命的ではないですね。
僕が購入したモデルとコスパの話
今回買ったのは、iPad mini 第6世代のセルラーモデル(64GB/スターライト)。
購入先はヤフーフリマです。中古といってもかなり状態が良くて、Apple Pencil(第2世代)とセットで55,000円!
外箱も付属品もすべて揃っていたので、届いた瞬間「これは当たりだ」と思いました。
中古市場を見ていると、第6世代セルラーモデルは今ちょうど“買いやすい価格帯”に入ってきている印象です。
新品では手を出しにくかったiPad miniも、中古ならApple Pencil込みでこの価格。
正直、このコスパはかなり魅力的でした。
中古品でもApple製品は状態が良ければ長く使えるので、「価格を抑えつつ満足感を得たい人」にはピッタリです。
購入時に重視したポイント
正直なところ、どうせなら最新モデルの第7世代(A17 Pro搭載)でいいのではないかと頭をよぎりました。
ただ、冷静に考えると「自分の使い方にそこまでの性能が必要か?」という疑問もあったんです。
僕が重視したのは次の3点です👇
- セルラーモデルであること(最優先)
どこでも通信できる機動性こそiPad miniの魅力。Wi-Fiモデルにしてしまうと、その強みが半減します。
外出先でメールチェックや資料確認をする僕にとって、ここは絶対に譲れないポイントでした。 - Apple Pencil(第2世代)が使えること
仕事中に手書きメモをとるのが日課なので、ペンが使えないと意味がない。
第5世代でLightning接続の不便さを経験していたので、マグネット充電対応はマストでした。 - 予算は8万円以内に抑えること
上を見ればキリがないけど、長く使える範囲で初期投資を抑えるのが現実的。
セルラーモデル+本体に吸着して充電可能なApple Pencil をセットで考えると、第6世代がちょうどバランスが良かったんです。
結果として、「セルラーモデル」「Apple Pencil 対応」「コスパ良し」という三拍子が揃った第6世代を選んで大正解でした。
“性能より使い勝手”、これが僕の中での答えです。
まとめ:まだまだ現役、今こそ“ちょうどいいiPad”
正直、第6世代のiPad miniを手にしてみて思ったのは──
「このサイズ、この軽さ、この完成度。もうこれで十分。」
ということです。
たしかに、第7世代であるA17Proだと性能はさらに上がるでしょう。
でも、僕のように「仕事のサブ機」「外出時の相棒」として使う人にとっては、
A15 Bionicチップでもスピード・安定性・携帯性のバランスがちょうどいい。
むしろ、これ以上を求めると“手軽さ”が薄れてしまう気がします。
Apple Pencil でメモを取り、外で資料をチェックし、メールを返信する。
それをサッとバッグから取り出してできるこの機動力は、やっぱりiPad miniならでは。
「最新でなくても、使い方次第でベストな選択になる」──これが実際に使って感じた結論です。
今の中古市場なら、セルラーモデルで4〜6万円台。
仕事でもプライベートでも“相棒タブレット”を探している人には、今こそ第6世代が狙い目だと思います。
