MacBook Airで認証が必要なWi-Fiに接続していて、「最近認証まで時間がかかるなー。」とか認証画面自体が表示されないというトラブルが発生する事がありました。
僕の職場環境では、社内ネットワークとインターネット接続用のWi-Fiが分かれていて、
社内のNASにアクセスする際やプリンターで印刷する為には、社内ネットワークに接続する必要があります。
通常は、Wi-Fi接続後に認証画面が自動で表示され、アカウントとパスワードを入力することで利用可能になりますが、ある日を境にその画面が表示されなくなり困ってしまいました。
この記事では、実際に僕が試して効果のあった対処法をまとめてみました。
「キャプティブWi-Fiネットワーク」とは?
「キャプティブWi-Fiネットワーク」という仕組みですが、接続しただけではインターネットにアクセスできず、Webブラウザで認証ページ(ログインページなど)を表示して何らかの操作を行わないと使えないWi-Fiネットワークのことです。
具体的にはこんな場面で見かけます
- ホテルの無料Wi-Fi
- カフェや空港の公衆無線LAN
- 大学や商業施設のゲスト用Wi-Fi
動作の流れ
- Wi-Fiに接続(SSIDを選択)
- 自動的にブラウザが起動し、認証ページ(キャプティブポータル)が表示される
例:メールアドレス入力、利用規約への同意、利用チケット入力など - 認証や同意を完了すると、インターネットへアクセス可能に
Appleデバイスでは自動的にこのネットワークを検出し「ログインが必要です」と通知を出すこともあります
対応方法1:Wi-Fi接続設定を削除する
- 「システム設定」から「Wi-Fi」項目を開きます。
- Wi-Fiの下に現在接続されているWi-Fi名(SSID)が表示されていますので、右端にある「詳細」を開きます
- 「このネットワーク設定を削除」を選択して削除します
削除後、対象のWi-Fiに接続すると認証画面が出るようになりました。
対応方法2:自動接続を解除する
面倒ですが、認証されるWi-Fiに対して手動で接続するようにしました。
- 「システム設定」「Wi-Fi」を開く
- 接続中のWi-Fi名の右端にある詳細を開きます
- 「このネットワークに自動的に接続」のスイッチをオフにします
これで手動でWi-Fi名を選択しないと接続出来ません
対応方法3:認証ページを直接開く
対応方法1や2を実施しても認証画面が表示されない場合はSafariを開いて、以下のアドレスを開いてみます。
こちらのページを開くと認証ページが表示されます。
認証画面が表示されたけど、間違えてキャンセルや消してしまった場合などでも使用できます。
まとめ
初めて社内ネットワークに接続した際には、すぐに認証画面が出ていたのに、気づいたら認証画面が出るまでに時間がかかったりして、最終的に表示されないようになりました。
「すぐにこの資料をプリントしたいのに」と認証待ちの状態もよくあって困っていましたが、紹介した内容を実施する事で、僕の環境では解決する事ができました。
同じようなトラブルで悩んでいる方の参考になればうれしいです!