あこがれのIT業界に転職が決まり、出社日も決まった。
「さあ、これからだ!」とワクワクする一方で、心の中には**「自分にできるんだろうか…」**という不安も正直ありました。
何せ、IT業界で働くのは完全未経験。
しかも出社まであと1週間。
今回は、入社前の準備から、転職後に感じたギャップや手応え、現場系との違いまで、僕のリアルな体験をお話します!
これから異業種からIT業界を目指す方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
出社前の1週間。不安と準備の日々
採用が決まってから、出社までは1週間後というスケジュールでした。
でも内心は、「ITの基礎知識がないままで本当に大丈夫かな?」という不安がどんどん大きくなっていました。
ITパスポートの勉強スタート!
このまま何も準備しないのはまずい、と思い、とりあえず YouTubeでITパスポートの学習動画を探して視聴開始。
まずは全体像をざっと把握しようと動画を順番に見ていき、さらに 試験日も申し込みました。
この頃はもう「とにかく何か行動しないと落ち着かない」という気持ちでいっぱいでした(笑)。
出社準備もコツコツと
他にも 出社に向けての準備はいろいろ進めていました。
- 通勤ルート確認 → 自転車なら何分?バスは?時刻表チェック
- 服装の確認 → スーツ勤務ということで、奥さんが就職祝いにスーツを買ってくれた(これがとても嬉しかった!)
- ハローワークや国保関連の手続き確認→ 特に 再就職手当の申請は重要なので、必要な書類をしっかり確認して早めに手続き
こうして 出社前の1週間は、「不安」と「準備」が入り混じった、ちょっと慌ただしくも前向きな日々でした。
次の章では、いよいよ 初出社日のリアルな体験とギャップについてお話していきます! 🚀
初出社日。ドキドキと新しい環境との出会い
そして迎えた 初出社日。
正直、この日は 不安と緊張でいっぱいでした。
「場違いだったらどうしよう…」
「周りの人はみんな詳しいんじゃないか?自分だけ全然わかってないんじゃ…」
そんなことが頭の中をぐるぐる。
まず圧倒された「職場の雰囲気」
会社に到着して、まず驚いたのは 事務所の規模感。
前職は 店舗勤務が中心で、事務所にいたとしてもせいぜい 2〜3人くらい。
それが新しい職場では、机がズラッと並び、何十人もの社員が一箇所に揃っているオフィス。
自分の 専用の机とPCが用意されていたのも、とても新鮮な感覚でした。(今までは、メインで使うPCはあっても共用で使えるようになっていた)
朝礼と全員への挨拶
朝は 朝礼があり、大勢の前で自己紹介をすることに。
当然、名前も顔もまだ全然覚えられない状態…。
座席表をもらい、誰がどんな役職なのか、顔と名前を必死で確認しながら、一人ひとりに挨拶して回りました。
周りは年下の先輩ばかり
さらに驚いたのが、同じ課の先輩たちはほとんど自分より年下。
中には、自分の子どもと言ってもいいくらい年の離れた方もいて、「これは新しい世界に来たなぁ」と実感しました。
初日は何をしたか思い出せないくらい緊張
いざ 自分の机に座ったものの、何をすればいいのかわからない状態。
とりあえず、いただいた資料に目を通したり、PCの初期設定を進めたり。
周りの方々は忙しそうに仕事を進めているし、僕はまだ誰にどう声をかけたらいいかもわからず…。
それでも、先輩方が声をかけてくれたことが本当に嬉しかったです。
初日は正直、何をしたかあまり思い出せないくらい緊張していましたが、「まずは今日一日乗り切れた」というのがその日の正直な感想でした。
次の章では、2日目以降の「教わる立場での気づき」と、自分なりの工夫についてお話していきます! 🚀
教わる立場での気づきと、自発的な工夫
初日の緊張を乗り越えて、2日目以降はいよいよ 業務のスタート。
とはいえ、最初から何か大きな仕事を任されるわけではありません。先輩たちの作業を見ながら、「自分にできそうなこと」を教えてもらうところから始まりました。
先輩たちは多忙 → 一人になる場面も多かった
ちょうど僕が入社したタイミングでは、
直属の先輩お二人が忙しいプロジェクトに関わっていて、事務所にいないことも多かったんです。
「一人で事務所に残ることもあるけど、大丈夫かな…?」という不安がありましたが、
ここで考えたのが、**「仕事のストックを作っておこう」**という工夫。
仕事のストックを自分で用意
先輩が社外に出ていても、忙しそうでも、自分が進められる作業があれば安心。
そこで、
**「これをやってもいいですか?」**と先輩に確認しながら、
一人でも進められそうな作業をストックしていきました。
こうすることで、先輩が外出中でも 自分なりに仕事を進められる環境ができたんです。
「教える → 教わる」の立場逆転が新鮮だった
前職では、どちらかというと **「教える立場」**になることが多かった僕。
それが今は、**「教わる立場」**に。
「わからないことはすぐに聞く」
「終わったら報告する」
「次に何をすればよいか相談する」
こんな基本的なやり取りも、改めて 新鮮な気持ちで取り組んでいました。
マニュアル作成で効率アップに貢献
さらに気づいたのが、
**「意外と手順書やマニュアルが整っていない」**ということ。
前職では、チェックリストやマニュアル作りの大切さを身にしみて経験していたので、
「これは自分ができることかもしれない!」と思い、
- 先輩に教わった内容を 自分なりにマニュアル化
- 一度聞いた内容を 次回はマニュアルを見て自分で進める
というサイクルを作っていきました。
新人の立場を活かした初歩的マニュアルを作成するチャンスです。
管理シートの作成 → みんなが使える仕組みに
もうひとつ改善したのが 端末管理の状況。
入社当初は、
「どの端末がどんな状況なのかがすぐにわからない」状態。
そこで、
管理シートを作成して、みんなで共有できるように改善していきました。
こうした取り組みが少しずつ評価され、
「これもお願いできる?」と仕事を任せてもらえる機会が増えていきました。
管理面での経験が活きた!
振り返ってみると、
**「管理面の経験」や「業務の整理・優先順位付け」**といったスキルは、異業種でもしっかり活かせるんだなと実感しました。
次の章では、さらに **「現場系経験がIT業界でも活きたポイント」**を詳しくご紹介していきます! 🚀
現場系経験がIT業界でも活きた!
入社前は「IT業界ってまったく違う世界なのかな?」と思っていた僕ですが、実際に働き始めてみると、前職の経験が意外なところで活きていると感じる場面がたくさんありました。
管理業務の経験が役立った
まず大きかったのが、
「業務の優先順位付け」や「整理整頓の力」。
現場系では常に **「何を優先して動くべきか」**を意識して仕事をしてきました。
このスキルは、
IT業界の中でも **「今、何を先に対応するべきか」**を判断する場面でとても役立っています。
また、マニュアル作成や管理シート整備なども、
「こういう仕組みがあるとみんなが楽になる」という発想で取り組めたのは、
現場時代の経験があったからこそだと感じます。
接客経験が「お客様対応」で大きな武器に
さらに、IT業界でも当然 **「お客様先に訪問して対応する」**仕事があります。
このとき、前職で鍛えた接客経験がとても活きました。
- 「このポイントを伝えておかないと、後でクレームになるな」
- 「この部分はわかりやすく説明しておこう」
- 「お客様の反応によって、対応を変えていこう」
そんな **“気づき”や“段取り”**が自然と身についていたんです。
お客様対応の場面では、「あなたが来てくれてよかった」と言ってもらえることもあり、
「前職の経験って本当に財産なんだな」と感じる瞬間でした。
「異業種でも経験はつながる」を実感
こうして振り返ってみると、最初は不安だったけれど、異業種でも活かせるスキルはたくさんあるというのが今の実感です。
特に、**「仕事への取り組み方」や「コミュニケーション力」**は、業種を超えて評価されやすいポイントだなと思います。
次回は、そんな経験を通じて、
**「あの頃の自分に伝えたいこと」**をテーマに、これから転職を考えている方へのメッセージをお届けします! 🚀
お楽しみに!✨