
はじめに
MacBook Air 11インチ 2013年モデル。
小さくて軽く、そして何より光るAppleロゴを備えた最後期のMacのひとつです。
すでにAppleのサポートは終了し、最新macOSも動かず、多くのアプリが使えなくなっています。
それでも僕は、コレクションの1つとしてこのMacをまだ手放せずにいます。
なぜなら── デザインそのものがライフスタイルの一部だから。
このMacBookAir11インチの薄く、切れ味の鋭いデザインは唯一無二のAppleデザインらしさを感じる事ができます。
この記事では、「macOSは諦めたけどデザインが好きだから残している」という視点で、
このMacをどう再利用しているかを紹介します。
デザインに宿る「Appleらしさ」

- 光るリンゴマーク
- 11インチというコンパクトさ
- アルミユニボディの質感
- 薄く見せるための切れ味鋭いデザイン
- 当時は主流だったドライブを排除する削ぎ落とされたデザイン
これらは、今のMacとは別の魅力です。
机に置くだけで「Appleを持っている喜び」を感じられる。
このデザイン価値を体感する為に中古で安く手に入れるのはとても価値があると思っています。
普段は使いませんが、月に1回は手にとってリンゴマークを光らせたり、本体の実重量以上の軽さを感じる感触を楽しんでいます
macOSとしては諦めた理由
正直に言うと、macOSとして使うのはもう無理です。
- サポート終了済み(セキュリティリスクあり)
- Chromeはインストール不可(旧バージョンすら厳しい)
- Apple IDログインはできるが、同期は不安定で遅い
つまり「Macらしいアプリ体験」を期待するのは難しく、
仕事用やメインマシンとしては完全に役不足。
愛らしいMacBook Airをなんとかして使うキッカケを増やしたいと思ってやってみたのがこれです。
再利用の工夫 ① Boot CampでWindowsマシン化

このAirはBoot Campに対応しているので、Windowsを入れてサブPCとして使っています。
- Windows環境で設定確認 などちょっとした作業
- 専用アプリを動かすサブ環境
- Macでは非対応のソフトの検証用
メインではなくても「薄くて軽いWindowsノート」として使ってみてます。
再利用の工夫 ② ChromeOS FlexでChromebook化

もうひとつの選択肢が ChromeOS Flex。
インストールすれば、中古MacがChromebook的に蘇ります。
これが一番活用度が高いと思います。
- YouTubeやNetflixなど動画視聴
- ブラウジング(Chromeブラウザは軽快)
- Googleドキュメントでちょっとした作業
ただし制約もあります。
- キーボードバックライトが光らない
- カメラが認識されない
完璧ではないけど、「動画視聴端末」と割り切ればまだ現役で楽しめます。
バッテリーについてはインターネットを閲覧したり、動画視聴を繰り返しながら3時間ぐらいは持つ印象です。
僕のMacBook Airはストレージが128GBでメモリ4GBと最低限レベルですが、ここで上げたような処理は可能です。
Chromebookとして使う上で欲を言えばストレージはともかく、メモリは8GBが欲しいなと思います。
あと、感覚的にChromeOSにすると音質が気に入らない点があるのが難点でした。あくまでも個人の感想です。
まとめ ─ デザインを愛でながら実用を見つける

MacBook Air 11インチ 2013年モデルは、
macOSとしてはもう役割を終えています。
それでも、
- Boot CampでWindowsサブ機
- ChromeOS Flexで動画・ブラウジング用端末
として新しい居場所を与えることで、まだ十分に活躍してくれます。
何よりも、この小さな筐体と光るリンゴの存在感。
2025年の今でも、机に置いてあるだけで心が満たされる。
「Macを愛でつつ、実用的に再利用する」──
それが僕がこの中古Macをまだ手放さない理由です。